日記の良さを伝え隊

日記を売る会社を設立して、食べていくのが夢です!

辛抱だ!引き継げ!

辞めることを意識しながら働いていると色んなことが見えてきました。

そして私はこれまでの浅はかな仕事の安請け合いを猛省中です。

私はおだてられるとヤシの木だってどこまででも登ってゆく豚のような性格をしており、「さすがですね、スゴイです、神対応」とお調子者の営業が言うので、「それほどでもぉ~」なんてまんざらでもない顔でブヒブヒしちゃっていました。

「注文書がきたので、あとお願いしちゃっていいですか?」と注文書を渡されます。

それは私の本業ですし、注文書は私も大好物なので、「ブヒッ」じゃなかった「はいっ」となります。

ところがシステムを覗くと抜けがあったり、間違っていたりが多く、ちゃんと指摘して本人に直してもらうのが筋なのですが、私はブヒブヒッと自分で直してしまっていました。

私が辞めた後、営業達の間違えでトラブルを起こさないように、私の後任が困らないようにと、最近私は間違いを本人に修正するようやり直しを求めます。

「前回も同じようにしましたよ」と訝る営業

「私が修正したんです」

「今回もお願いできますか?ニッキーさん完璧なんで」とおだててくる営業

「ブ、ブ、すみません。別件で忙しいので、ご自身でお願いします」危うくブヒって言っちゃうところだった…

「待ちます」食い下がる営業

「じゃ、来週になります」

「分かりました、自分でやります」

(数分後)

「直しました、確認してください」ちょっと不機嫌な営業

「今、(あなたの)別件を処理中ですので、終わったら確認します」

(数分後)

「こっちも違っていたので、修正をしてください」別の個所の間違いを指摘する私

「え、さっき言ってくださいよ、これはニッキーさんの方で修正していただけませんか?やり方教えますんで」

「いいえ、(やり方なんぞ知っとるわ)後で見ますので修正しておいてください」

自分のことはちゃんと自分でできるようになるんだよ、という母心に似た思いで、辛抱辛抱です。

私が後任に作れる引継ぎ資料は、業務で使うシステムの部分のみで、営業のミスを指摘できるようになるには少し経験が必要です。

私が良かれと思ってやってきたことは相手の為になっていませんでした。

今日もブヒブヒッと仕事頑張ります。

 

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