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退職活動・3

上司との面談があった。

「昨年の成果と振り返り」について、私は既に自己評価を提出していて、上司の評価とコメントを聞いた。

 

上司は全体的に私の事を褒めつつも「もっと手伝って欲しい」「助けてもらえるとありがたい」を連発した。

助ける内容が私がすべき仕事であれば、私だってやるさ。

だけど、営業の仕事を手伝って(=やれ)と言われても困る。

さらに、上司の仕事も助けてほしいと言われている気がする。

「ニッキーさんは仕事の理解度が高いので、その経験を生かして他部署との調整をしてほしい」と、他部署の部長とかそれ以上のクラスの名を挙げていた。

他部署との調整を…そんな偉い人と私が…私は平社員ですけど…それはご自分(=上司)の仕事でしょう?

 

とりあえず最後まで反論せずに聞いた。

私はキーワードを待っていた。

先日、「人を増やしてほしい」とお願いをしていたので、その結果で私の答えは、A.(もう少し頑張ります)かB.(辞めさせていただきます)に進む。

 

総括に入ったところで、いよいよきた。

「残念ですが、予算的に人は増やせません」

 

ニッキーさんには他部署と調整し、今の仕事の簡素化を図り、もっと売り上げに貢献できるよう営業の仕事を手伝ってほしい、みたいに話が進んでいったが、もうあまり頭に入ってこなかった。

 

言わなきゃ…

「すみませんが、私は上司のご期待に添えないと思いますし、このままでは営業に迷惑をおかけしてしまうので、辞めさせていただきます」

 

上司は目を瞑ってしばらく上を向いていた。

私は緊張なのか不快感からなのか、胃がせり上がり、息が浅くドキドキしていて、手足がとても冷たいのに汗をかいているみたいだった。

オンラインでよかった。

 

そして最後は「ニッキーさんが決めることですので」と面談を終えた。

 

昼休みはとっくに始まっていたけど、1時間ずらして休むことにし、気分転換も兼ねてスーパーに買い物に行った。

レジを終えたところで、会社の携帯がなった。

バックアップがいない私は昼休みだろうが有休を取っていようが電話番だ。

テレワークが始まって以来、部署あての電話が全て転送されてくる。

仕方がないからポッケから携帯と筆記用具をだし、スーパーの袋に入れるカウンターのところで電話を取った。

要件を聞き、折り返す旨を伝え、電話を切った。

「辞めたら電話番ともおさらばだ」と思ったら心が軽くなった。

 

急いで帰ったらエレベーターが点検中で、階段を使った。

「なんて日だ!」とはならない。

辞めるって言えたし、上司があっさりしていたから嬉しかった。

 

出先で取ってしまった電話のため、昼食を取らずにPCを開けた。

人事から連絡がきていて「お話ししましょう」とあった。

ま、そうなるよね。

 

人事とのやり取りで気付きがあった。

今は上手く言語化できなさそうなので、明日「退職活動・4」に続く

 

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