2022年3月22日に書いた、こちらの日記に約1年後の私の感想を追加しました。ラストに私の作ったユーチューブの動画も載せています。是非ご覧いただきたいです(≧▽≦)
<2022/3/22 原文>
脱サラ後の社会保険を調べており、あまりの金額に驚きました。
夫がぼっちで鍼灸院を営んでおり、私は8月以降、お店を手伝うつもりでいました。
上記二つの条件を掛け合わせて浮上した案「鍼灸院の法人化」ですが、あまりデメリットは無いように思います。
家族3人国民健康保険に入ると、結構な額になってしまいます。
納税の義務は果たします。大切なのは分かっています。ですが脱サラ後に昨年の年収に引っ張られた額を「ふーふー」言いながら頑張って支払うのではなく、所得に応じた内容でお支払いをさせていただきたいです。
働かないとは言ってません。たくさん納税できるように一生懸命頑張りますので、無収入のうちは、どうかご勘弁を…
そんな思いで、夫に聞きました。
「なんで会社にしないの?」
「俺、そーゆーのよく分かんない」
理由は無いみたいです。
手続きとか大変そうだから、鍼に専念したいから、青色申告だって結構大変なんだぜ、というお話を聞いた後、私が法人にしてもいいかと言ってみたところ「やって、やって~」と快諾をいただきました。
法人化についてネットで調べましたが、これといって問題はなさそうです。
形態は「合同会社」にしようと思います。
私は以前、合同会社に勤めていました。
入社当時は「株式会社」だったのに、ある日「合同会社」に変わるからと、名刺や封筒の印刷物の手配、HPの表記変更、顧客や仕入先への案内を命じられました。
「え、ご、ごうどう?ダサくないですか?」
という社員の不安を解消するため、全員(といっても20人もいない)に向けて社長から説明がありました。
要約すると「何も変わらないから、安心しろ」ということでした。
ところが不安に思ったのは社員だけではなく、取引先からの調査に追われました。
「株主に見捨てられて、自分たちで金出して会社を維持させてるんじゃないか」そんな憶測から、貸し倒れが起きないかと、いつも電話だけのお付き合いだった取引先の営業が上司を連れて会社に訪問してきました。
私は安心していただくため、同じ事を何度も言いました。
「誰もリストラはされていませんし、お金を出してもいません。お給料は減っていませんし、弊社は100%アメリカ本社の子会社なので、そもそも株主総会のメンバーはいつも同じです。」
株式会社は設立にかかる費用と維持費が合同会社よりかかります。
対会社のお付き合いであれば、見栄えのする株式会社の方が取引に有利に働くかもしれませんが、家族経営の鍼灸院は合同会社がピッタリです。
<2023/5/5 追記>
会社を始めて10カ月ほど経ちます。
対顧客の商売は会社の形態など関係ないです。
よく行くパン屋さんや居酒屋が、個人事業でも合同会社 or 株式会社でも消費者としては気になりません。
しかし運営する側から見ると、納税の観点から会社の形態は重要です。
夫の鍼灸院を合同会社にして正解だったのかどうか・・・
今日現在の回答は「Yes」です。
私が経営に口出ししやすくなりましたし、夫も売上について一人で悶々と悩むことが減り「ニッキーが手伝ってくれて心強い」と言ってくれます。
ですが、この回答は来年も「Yes」でい続けられるか微妙です。
昨年の私のTryに、今年の私はGood jobと言えますが、来年の私に新たなQuestionを残します。
脱サラ後の社保の節約効果は1~2年間有効です。
その後は、会社の売上が大きくなるか、個人で稼ぐ術を見い出さないといけません。
こうして記録を残しつつ、自分の背中を押していくのが正解なんだろうな。
そんなこんなで、しょぼめではありますが、最近ユーチューブを始めました。