日記の良さを伝え隊

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家族の協力

日曜日、夫とケンカをした。

 

理由は、私がサラリーマンの退職をすることに夫が難色を示したからなのだが、ここに多くは語るまい。

 

私のどす黒い感情は日記帳にだけ書いておけばいい。

 

「冷静と情熱のあいだ」という小説が2冊ある。

ある男女の物語を、江國 香織さんが女性の立場で、辻 仁成さんが男性の立場で綴っている。

 

きっとそういうことなのだろう。

私たちの夫婦喧嘩は、あの外国を舞台にしたドラマチックな展開とは似ても似つかないけど、私たちの人生はリンクする部分があるだけで、同じことを考えているわけではない。

ひとつの出来事を誰の目を通すかによって物語は変わってくる。

 

できれば同じ結末を夢見てほしいとは思っている。

一緒に住んでいるのだから、やり方はどうであれ、お互いがお互いの幸せを願う間柄でいたい。

私は自分のやりたいことをやりたいようにやってきた結果、それが夫を不安にさせてしまった。

不安にさせて申し訳ない気持ちがないわけではないけど、自分の不安は自分で払拭してほしい。

こっちだって不安で不安でたまらない。

だからいろいろ想定を重ね、準備を進めているのだ。

悪いけど、人の不安に構っていたら、正直なにもできない。

 

…と考えがまとまるのに、三日も費やしてしまった!

 

私は実はとても凹んでしまって、ぶっちゃけ「もうダメかも」となりかけていた。

だけど「何がダメ」なのかが自分でも分からなくて…夢を諦めると言えばいいのか?応援してくれない夫に腹を立てて離婚でもするのか?と繰り返し考えているうちに頭がバグった。

 

だから一度、ファミコンのカセットを取り出して「ふぅーっ、ふぅーっ」て息をかけてみるみたいに(あ、やべ、歳ばれる)リセットしたら、「もうこのままでいーんじゃね?」「家族の協力があった方がいいに決まってるけど、なくても自分のやりたいことすべきじゃね?」ってところに落ち着いた。

 

私の人生だ。

 

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