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退職活動・2

やっと言えた。

「一人でこなせる量ではありません。人を増やしてください。」と。

上司はしばらく沈黙してから、「上司に言ってみる」と言った。

 

私の仕事は1~3月が一番忙しい。

だから4月まで頑張れば「少しは楽になる」と昨年までは思っていたけど、今年は違う。

 

昨年の夏、営業が一人辞めた。

そして後任が来るまでの間、私はその営業の仕事を肩代わりした。

上司から「手伝ってくれませんか?」と言われ、手伝っているつもりだったけど、一人でやっていたのだから、手伝いではなく代わりにやっていただけだった。

 

営業がいなくても回せるとでも思ったのか、後任で来た人は「営業職は初めてです」と言った。

危うく「なんて日だ!!」と小峠みたいなことを言ってしまいそうだったけど、堪えた。

いい人だし、気が利きそうだから、きちんと引継ぎをして、営業の仕事は営業にお返ししよう…

新たな仕事ができてしまった。

 

もう一人お調子者の営業がいる。

「ニッキーさん、手伝ってください」と、資料を丸投げしてくるので、無視した返事をしそびれていたら、上司から電話がかかってきて「なんで手伝ってくれないのですか?」と言われた。

 

「お手伝いはします、でも代わりに全部をやることはしません。営業の仕事なので、営業がやってください。困っているのであれば、どこをどう手伝ってほしいのか教えてください。」と答えるしかなかった。

 

繁忙期に自分の仕事だけでもいっぱいいっぱいなのに、手伝ってほしいのはこっちの方なのに…受注にしか興味のない上司には、私の態度が職務怠慢に写ったのだろう。

 

「これはニッキーさんの仕事です。ちゃんとやってください」みたいな事を言い出した。

「いいえ、これは営業の仕事です。私の仕事は納期調整と請求業務です」

 

ここはきちんと分けておかねばならない。

私が辞める時、後任に「言われたことは何でもやるんだよ」という環境を残していくわけにはいかないし、私自身ももう何をどう言われても消化しきれないほどの仕事を抱えている。

 

実際に私の業務にもミスや滞りが出てきていて、「バックアップが欲しい」と言うには最適だったと思う。

 

本当に人を増やしてくれるのか、それはいつになるのか、全く予想はできないけど、「このままでは困るのは、私じゃなくて会社の方ではないですか?」と上司に教えてあげることができたのだから、きっと良いことをしたのだと思う。

 

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